経歴・これまでの活動

1984年香川県生まれ。2006年神戸大学国際文化学部コミュニケーション学科卒業。2011年上智大学大学院グローバル・スタディーズ研究科地域研究専攻博士後期課程単位取得退学。2012年に上智大学より博士(地域研究)を取得。博士課程在学中にはシリア・レバノンへの留学を経験。その後、公益財団法人日本国際フォーラム研究員、日本学術振興会特別研究員(PD)、ハーバード大学ジョン・F・ケネディ公共政策大学院ベルファー科学・国際関係センター研究員(Ernest May Fellow in History and Policy)、名古屋商科大学ビジネススクール教授などを経て、現職。専門は中東地域の政治・軍事・安全保障問題、中東をめぐる国際関係、イスラーム政治など。

大学院での教育方針や理念、想い

大学院での研究は好きなことをテーマに選び、楽しんでやることが一番重要であると思っています。大学院入学希望の皆さんには、一生かけて探究できるほどワクワクする研究テーマを見つけてほしいと思います。また、実際の指導はチュートリアルと呼ばれる方式で行います。これは、教員側がエッセイ・クエスチョンと課題文献のリストを提示し、学生側はそれに応じてエッセイを書き、教員とディスカッションを行う、これを毎週繰り返す、というものです。チュートリアル方式は教員・学生共になかなか大変なのですが、確実に力は付くと思いますので、この方式を採用しています。