Humanities and Social Sciences Researchers

【開催報告】「広島大学・ミュンスター大学 国際ワークショップ<記憶>」(人間社会科学研究科設立記念セミナー)

人文社会科学

開催概要

【開催日時】2021年12月6日(月)~ 12月7日(火)
【会場】オンライン開催 (参加無料 日⇔英の同時通訳付き)
【主催】広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター、ミュンスター大学 哲学セミナー
【後援】広島大学大学院人間社会科学研究科/広島大学 学術・社会連携室 <研究大学強化促進事業>
【参加者数】延べ 150名(一日目と二日目の合計)

当日のプログラム

【12月6日(月) 】
〈開会挨拶〉16:45- 小林 信一(人間社会科学研究科長)

〈セクション1〉17:00-17:45 基調講演「両大学の社会貢献課題としての記憶の重要性」(The Relevance of Memories to Knowledgetransfer Issues at Our Universities)

  • 講演者:越智 光夫(広島大学学長)
  • 講演者:ヨハネス・ヴェッセルス(ミュンスター大学学長)

〈セクション2〉18:00-19:30「責任からの記憶:哲学的観点」(Memories from Responsibilities: From Philosophical Perspectives)

  • 講演者:後藤 弘志(広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター長) 「責任のための/責任としての記憶」(Memory as basis for Responsibility / Memory as Responsibility)
  • 講演者 ミヒャエル・クヴァンテ(ミュンスター大学副学長) 「記憶への義務は存在するか?」(Is there a duty to remember?)

《懇話会》19:45-
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【12月7日(火) 】

〈セクション3〉16:45-18:15「両大学における記憶に関するプロジェクトの紹介」(Introducing the Two Universities’ Projects Regarding Memories)

  • 講演者 エリック・トーレン(ミュンスター大学)「ミュンスター平和研究イニシアチヴ」(Münster International Peace Research Initiative)
  • 講演者 草原 和博(広島大学教育ヴィジョン研究センター長)「異質な語りを持つ他者との対話と,記憶の語り直しを支援する-広島大学・教育ヴィジョン研究センターの試みから-」(Dialogue with others who have different narratives and re-telling memories -Projects of Educational Vision Research Institute, Hiroshima University-)

〈セクション4〉18:30-20:00 「現在の創出としての記憶」(Memories as the Creation at the Present Moment)

  • 講演者 フーベルト・ヴォルフ、ザシャ・ヒンケル、エリーザベト=マリー・リヒター、ユーディット・シェーパース、バルバラ・シューラー「#askingthepopeforhelp:ヴァチカン資料に見るナチス政権によるユダヤ人犠牲者」(#askingthepopeforhelp: Jewish victims of the Nazi regime in the sources of the Vatican)
  • 講演者 ファン デル ドゥース ルリ(広島大学平和センター 准教授)「更新する記憶と平和観~被爆者調査から」(Updating Memories and Personal Views on Peace: An Insight from Hibakusha Surveys)

〈閉会挨拶〉20:00- ミヒャエル・クヴァンテ(ミュンスター大学副学長)
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※いずれも日本時間

広島大学学長 越智 光夫(左)、人間社会科学研究科長 小林 信一(右)

当日の様子

 一日目では、広島および広島大学、ミュンスターおよびミュンスター大学の歴史と現状が両大学の学長から語られ、次に、記憶と責任が過去と未来や個人と社会のそれぞれに複雑に絡み合う様相を両大学のセミナー代表である後藤教授・クヴァンテ副学長が描出してみせた。二日目では、両大学で展開されている戦争の記憶を継承する活動、国際的な協働のもと過去を未来に受け継ごうとする実践が具体的に語られた。

ミュンスター大学 ミヒャエル・クヴァンテ副学長(左)、広島大学応用倫理学プロジェクト研究センター長 後藤 弘志(右)

※この会議は、東広島市学術振興等補助金を活用して実施しています。

【東広島市ホームページ】
https://www.city.higashihiroshima.lg.jp/soshiki/somu/1_1/1/8654.html


(東広島観光イベント情報ホームページ)
https://www.city.higashihiroshima.lg.jp/kanko/kanko/index.html


広島大学大学院人間社会科学研究科設立記念セミナー

広島大学大学院人間社会科学研究科は、2020年4月に、総合科学研究科、文学研究科、教育学研究科、社会科学研究科、国際協力研究科、法務研究科の6研究科16専攻(一部を含む)を再編し、4専攻14学位プログラムでスタートしました。

本研究科は、人間と社会のための諸科学の追求と、教育による持続可能で平和な世界の構築を目指すという2つのミッションを有し、人間や社会に関する深い見識と専門分野以外への強い関心を持ち、自然科学や生命科学を含む他分野の専門家と協働して将来の人類社会を創造する人材を育成するため、「人間社会科学研究科(Graduate School of Humanities and Social Sciences)」としています。

本研究科の設立を記念して、研究科内の様々なプログラムやセンター等の企画により連続セミナーを実施いたします。人間社会科学研究科が取り組む多様でユニークな教育・研究活動を知っていただき、多くの方とつながる機会としたいと考えています。

どなたでも参加できますので、人間社会科学研究科や広島大学内外からのご参加をお待ちしています。