Humanities and Social Sciences Researchers

【開催報告】「不眠症と睡眠リズム障害に対する認知行動療法ワークショップ 」(人間社会科学研究科設立記念セミナー)

人文社会科学

セミナー概要

第27回広島大学心理臨床セミナー
不眠症と睡眠リズム障害に対する認知行動療法ワークショップ
~要支援者に起きる眠りの問題に、心理支援を活かしていくために~

※広島大学 大学院人間社会科学研究科設立記念セミナーの一部としても開催

【開催日時】2021年12月5日(日) 9時30分~16時30分
【対象者】公認心理師・臨床心理士、その他対人援助職
【主催】広島大学大学院人間社会科学研究科附属心理臨床教育研究センター
【開催形式】オンラインZoom
【参加人数】計122名(内訳:一般参加者77名、広島大学学生36名、広島大学教員6名、講師3名)

【講師の氏名および所属】

  • 中島俊先生
    • 国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター 室長
  • 綾部直子先生
    • 秋田大学 教育文化学部 地域社会・心理実践講座 心理実践コース 講師
    • 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 睡眠・覚醒障害研究部客員研究員
  • 羽澄恵先生
    • 国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 公共精神健康医療研究部/睡眠・覚醒障害研究部 常勤研究員

当日の様子

当日は「睡眠障害の心理支援」をテーマに、3名の外部講師によるセミナーを開催しました。

午前は秋田大学の綾部先生に「睡眠障害に対する心理支援・睡眠健康教育」を行うための基本となる情報、具体的には睡眠障害の診断分類やアセスメント、心理支援(認知行動療法)の理論的・実践的ポイントについてご講義いただきました。午後の第1部は、国立精神・神経医療研究センターの羽澄先生に「不眠症に対する認知行動療法」について、第2部は同センターの中島先生に「概日リズム睡眠障害に対する認知行動療法」について、それぞれの事例を基に介入ポイントを探したり、グループワークを行ったりするワークショップ形式でご講義いただきました。

参加者は皆さん熱心に受講しており、セミナーの感想でも「内容が実践的でとてもよかった」「具体的なところまで説明いただき、わかりやすかったです」「とても有用で有益なセミナーに参加でき、大変感謝しています」など高く評価するコメントをいただきました。

第27回に及ぶ広島大学心理臨床センター主催のセミナーとしては初のオンライン開催でしたが、全国から多数の応募があり、参加者の満足度も高かったことから、with/postコロナ時代における心理臨床センター主催の社会貢献事業の在り方を模索する貴重な機会となりました。

心理臨床教育研究センター

平成14年度に心理臨床に関わる教育研究のための省令施設として設置されました。センターの活動は、以下のとおりです。
1. 大学院生の心理臨床の実習・訓練による教育
2. 高度な心理臨床研究の推進
3. 社会で活躍する心理臨床家の再教育
4. 学校・家庭・職場等で心のケアを必要とする人たちに行う心理相談サービス


広島大学大学院人間社会科学研究科設立記念セミナー

広島大学大学院人間社会科学研究科は、2020年4月に、総合科学研究科、文学研究科、教育学研究科、社会科学研究科、国際協力研究科、法務研究科の6研究科16専攻(一部を含む)を再編し、4専攻14学位プログラムでスタートしました。

本研究科は、人間と社会のための諸科学の追求と、教育による持続可能で平和な世界の構築を目指すという2つのミッションを有し、人間や社会に関する深い見識と専門分野以外への強い関心を持ち、自然科学や生命科学を含む他分野の専門家と協働して将来の人類社会を創造する人材を育成するため、「人間社会科学研究科(Graduate School of Humanities and Social Sciences)」としています。

本研究科の設立を記念して、研究科内の様々なプログラムやセンター等の企画により連続セミナーを実施いたします。人間社会科学研究科が取り組む多様でユニークな教育・研究活動を知っていただき、多くの方とつながる機会としたいと考えています。

どなたでも参加できますので、人間社会科学研究科や広島大学内外からのご参加をお待ちしています。