
経歴・これまでの活動
1965年広島県生まれ。大阪外国語大学外国語学部モンゴル語学科卒業。大阪外国語大学大学院外国語学研究科東アジア語学専攻修士課程修了。広島大学大学院文学研究科言語学専攻博士課程後期修了。博士(文学)。広島大学北京研究センター長を経て、現在広島大学モンゴル研究センター長。他に、現在広島大学中国学プロジェクト研究センター長、日本モンゴル学会理事、日本語誤用と日本語教育学会理事、中国首都師範大学客員教授を務める。専門は言語学。研究対象はモンゴル系諸言語。近年は、主として、中国の甘粛省及び青海省で話されているモンゴル系の危機言語である保安語の調査研究に従事している。
大学院での教育方針や理念、想い
自分で「この研究がしたい。この研究は楽しいし、面白い」、そう言える研究テーマを見つけ、研究をしていくことがもっとも重要です。そうした点があれば、きっと研究の楽しさと面白さに出会うことができるでしょう。
言語の研究は自分が研究対象として選んだ言語を中心に研究を進めていくことになりますが、その際には特定の言語現象にとらわれない、幅広い視点を持って研究を進めていくことが求められます。そのためには、自分が研究対象とする言語だけでなく、それ以外の言語にも目を向ける必要もあります。
研究を進めていくとき、道案内はいます。しかし、道案内は道案内にすぎません。自分の力で研究を進めていく、そうした力を養っていくことが大切です。