片柳真理

所属プログラム

経歴・これまでの活動

東京外国語大学フランス語学科から同大学地域研究研究科ヨーロッパ地域コースに進学し、国際学修士を取得。国際法律事務所勤務の後、英国エセックス大学にて国際人権法修士(LLM in International Human Rights Law)を取得。その後クロアチア東部に展開した国連PKO(UNTAES)勤務を経て、英国ウォーリック大学で国連PKOの人権保護機能をテーマに研究し、法学博士(PhD in Law)を取得。2001年より在ボスニア・ヘルツェゴビナ日本大使館にて専門調査員を務めた後、同国の国際機関、上級代表事務所(Office of the High Representative)に約5年半政治顧問として勤務。帰国後はJICA研究所(当時)に4年間勤務し、2014年に広島大学に着任。2015年より現職。大学院で単独で担当している科目は「平和構築論I・II」と「法と人権」です。人権が守られる平和な社会の実現を目指し、研究しています。

大学院での教育方針や理念、想い

紛争地での仕事を経験し、人間が行う残虐な行為について知るとともに、武力紛争によって人生を変えられてしまった人々の強さ、レジリエンスに学んできました。授業では紛争を経験した国や地域で人々はどのような影響を受け、それに対してどのような対応をとってきたのか、また紛争の影響を受けた社会を平和な社会に転換するために国際社会は何をしてきたのか、平和構築の活動はどのように改良できるのか、などを議論しています。国際平和共生プログラムでの教育を、私は平和の苗木を植える活動だと思っています。世界各地から学ぶために集う学生たちには紛争経験国の人たちもいて、様々な経験や想いを共有してくれます。私自身も学生から学びつつ、平和を研究し、平和のために活動するコミュニティの形成を続けます。