三輪 千明

所属プログラム

経歴・これまでの活動

途上国では青年海外協力隊(ドミニカ共和国)と国連児童基金(チリ)での勤務経験があり、国内では民間企業の他、大学や大学院で国際開発協力や保育者養成の教育に携わってきました。研究領域は途上国の幼児教育・保育です。特に、農村部や貧困地域における幼児教育・保育の効果や幼児教育・保育の国際協力を主な研究テーマにしています。農村部での多様な形態の幼児教育が子どもの発達に与える効果や持続性を調べたり、途上国における「遊びを通した学び」への転換過程やその効果を探る研究に従事したりしています。その他、ラテンアメリカの農村や貧困地域での初等教育改革の研究等も行ってきました。教育と貧困の問題に関心があり、どのような教育が貧困に暮らす人々の生活改善につながるのかという問いが研究の根底にあります。

大学院での教育方針や理念、想い

教育方針は、1)国内外の教育改善に資する人材の育成、2)幅広い視野の獲得、3)研究の楽しさの体験的理解の三点です。講義やゼミでは課題文献や丁寧な指導、双方向型の授業、学生同士の学び合いを通して専門的知識の修得を図ります。そうした知識をもとに、日本や途上国で教育問題の改善に情熱をもって取り組める人材に育ってもらいたいという願いがあります。また、国家や地域の開発課題は学際的であることから、教育以外の社会経済的文化的状況等、常に広い視点から問題を理解することも重要です。そのため、専門外の科目履修も積極的に勧めています。最後に、いずれの学生も自身に芽生えた疑問や問題意識をもって入学しますが、それを大切にしながら、研究上の困難を乗り越え、新たな知識創生の楽しさを体験してもらいたいと考えています。

教員紹介ページ(国際教育開発プログラム)